FFギガタック〜創生編〜
ブカブカ ドンドン!!タイガーアンドバニーの読んだ漫画の影響がすぐに表に出る方のフィリです。皆さんいかがお過ごしでしょうか?
環境デッキへの対面が気になるところでしょうが閑話休題。この記事では私はフィリの皮を脱ぎ捨てデッキが産まれるまでの物語の語り部となりましょう。
しかし皮を脱ごうが着こもうが中身はフィリの記憶。詳細な部分、もとい話の大部分はいい加減にしか脳みそに入っていなかったので悪しからず。私と皆さんの想像で補うといたしましょう。
時は10月某日。いつものようにツイッターを見ていたフィリにあるニュースが舞い込みます。
【VV-8再録】
フィリはかつて各方面の使うVV-8に辛酸を舐めさせられ続けたため、このカードが好きではありませんでした。
「まぁAFOも取り巻きのソニックコマンドも居ないし、大したことはない。VVギガタックが2ブロで使えようとjoeさえ無けりゃそれまでよ」と軽く受け止めるのでした。
後日フィリはにんちうと因縁の再開を果たします。早速デュエルをする二人。
「(あそこで【温暖化する地球Lv5】からの【どこにでも車で行く】のコンボはチート過ぎるだろ・・・)」
いくら仲が良くてもやっていい事と悪いことがあります。二人はマイアースを通して地球環境への見識を広げるのでした。
そしてデュエルで疲れ切ったところでにんちうが
「VV再録でオモロイこと思いついてんけどさぁ」
と切り出します。
そして彼はVVを出した次のターンにチュラルゴが出ること、その効果でデンジャデオンを出し、罠金乱舞でギガタックを撃つこと、そしてVVが禁断起動することをフィリに語りました。
「なるほどな^~俺デンデンシリーズ全部あるから試しに組んでみるわ!」
フィリはかねて「単色シリーズ」という括りで緑単を組んでいました。それにはチュラルゴを始めとした強力な自然のクリーチャーが詰まっていたのです。
「俺も思いついたはいいけどパーツ全くないから組むのはお前に任せるよ」
こうしてフィリとにんちうのデッキ作りがいつものように始まりました。
「どうせならシャコ入れよう」
単なる思い付きでは済まされない悪魔の発想でした。天才の思考が火を噴きます。
とりあえずプロキシまみれでも回してみよう、とデュエルの準備をします。相手はサッヴァーク。シャコを入れる以上言い訳はできません。二人の持ちうる中で最高戦力のデッキをぶつけるしかないのです。
「んなら、シャコで引ききって勝ちだな。」
結果は新生緑単ーFFギガタックーの圧勝。
「鯖取れるなら、他の環境も見れるんじゃね?w」
「説あるなw」
単純な二人はすぐに調子に乗ります。
その後にんちうと分かれたフィリは家でデッキの練習を始めるのでした。
~これは創生編のプレリュード。物語は調整編へと駒を進めるのです~
「最強デッキができた」
自己顕示欲を抑えられないおバカなフィリはツイッターにそうツイートします。
にんちうと分かれた後、家でデッキを回していたフィリはある確信を持ちます。
ーナゾまる絡めたら半ループするぞー
旧緑単に入っていたナゾまるとVVが強烈なシナジーを起こすことを改めて確信したのです。
そうしてナゾまるによる半ループを主軸としてデッキ回し始めました。
それ以降フィリは毎日毎日暇な時間を見つけてはRELEASETHE SPYCEをループして観ながら一人回しで練習を続けました。
「完璧に仕上がったな!」
そう、遂にフィリは完璧にリリスパのOPを覚えたのでした。
ーこれでいつカラオケに行っても歌える、EDも早く覚えなければー
人間の最終進化形態がそこに居ました。
そうしてデッキ自体の動かし方に慣れた後、グルーグとやみのま両名の2ブロックデッキと戦いながらさらに構築を練り進めます。しかし相手は関西ループ連合。どちらが先に動き出すかの勝負になるため、妨害やビートダウンありきの動かし方はわかりません。
本当に環境デッキとして名高い者達と戦えるのか気になったフィリは後日、カミリアことたーの元へ向かいます。彼はチェンジザ覇道を使うのです。
「はーーーー!!!ほんと覇道クソだわ!!コスト守って出てこいや!なんで3マナで手札捨てただけでバトルしながら出てくんねん!!お手軽EXターンも大概にしろ!!!GWDもクソ!せめてバトル強制にしろ!格上相手に逃げるなハゲがよォーーー!!!いいデッキだ!楽しいデュエルができた!リリスパ最高!ありがとう!」
対戦相手とデッキに敬意を忘れてはいけません。その点はばっちりです。
文句を言いながらも同じターンで動き、トリガーで覇道のEXターンを許さないためチェンジザ覇道への勝率は悪いものではありませんでした。
「環境みるならこれ倒せないとあかんぞ」
憎き轟轟轟の登場です。
「こちとらナチュトラに地獄極楽、クロックまで積んでるんだ!!ライフとシャワーも完備してるし遅れを取る訳がない!!」
惨敗に次ぐ惨敗。
轟轟轟の速さとパワーの前にトリガーなんてあってないようなものでした。しかしそこは我らがフィリ、革命的なアイデアを思いつきます。
ー轟轟轟なんてみない。対策するだけ無駄ー
もはやただの拗ねたクソガキですがそれほどまでに圧倒的な戦力差を見せつけられました。
こうして轟轟轟ーもといビートジョッキーそのものーに嫌気のさしたフィリは対策を放棄し、取れるデッキを確実に取る研究を始めます。その過程でフェアリーシャワーを掘れる枚数の多いライフプランチャージャーへと変えより安定させることに注力しました。
ー残り対決してないのは卍とジョーカーズか。ジョーカーズは誰も持ってないけど卍ならシコさんが持ってるなー
そうしてシコとトレーニング始めるフィリ。
「はぁーーーー!!!!クソクソクソ!!!なんやねんそのクソウサギ!!!能力バグってるやろが!!!!!ガリュだしてマナ縛りながら全ハンデスって頭沸いてんのか!!!クソ冷えるわ!!すぐプレ殿堂行け!今すぐ行け!!ラビットハウスに帰れ!!ラビットハウスには俺が帰りたいんじゃボケ!!!!」
思ったことは素直に口に出して相手を罵るのが長生きの秘訣です。
最悪殴ってもいいです。
いや、あのウサギは殴ってもいいです。
閑話休題。しかし冷静に考えると、ヤドックが処理されなければ戦えることや、受けの薄さを利用してビートプランを取ることでそれなりに戦えることを学んだフィリ。
しかしフィリの中には轟轟轟に一切手が出なかった事実が重くのしかかっています。
そんなこんなでリリスパ3話を深夜に控えた20日。待ちに待ったミステリーパックの発売です。
「これで印刷デンジャデオンとはおさらばだぜ!放送時間まで起きてられるかなぁ」
合流したやみのまとパックを剥き散財した後、事前情報と照らし合わせてデッキを組上げます。
「できた!!!これは間違いない!誰がどう見ても最強デッキだ!!」
かねてより開発中の下ネタデッキの完成の瞬間でした。
後から合流したたーも交えて真剣にFFギガタックの開発を進め始めます。スカルの投入によりループが成立することも発見しよりデッキを強固にしていきます。
しかしたーの新型ビートデッキの前に一向に歯が立たないフィリ。しかしここでたーが革新的なアドバイスをします。
「オクトーパ入れたら?」
低コストで速攻してくるデッキにはギリガザミのバウンスは意味を成しませんでしたが、オクトーパは除去こそできないものの恒久的に敵獣を止めることができます。
オクトーパの投入により決して勝率が高くはないものの、一方的に負け続けることがなくなったFFギガタック。速攻を受けきることができるなら早めに動けるようになった方がいいと、シャワーも戻します。そしてデッキ完成を目前にしてスパイスをひとつ。
「やみぃ、リリスパいいぞ!観て!絶対観て!!」
やみのまへの宣伝も怠りません。
ー3話放送まで後5時間!!!ー
「暇つぶしにキャスでもするか!」
後の悲劇はまたまた別のお話・・・
こうして現在の構築へ落ち着くのでした。
翌日、権利戦を勝ち進めますがそれは次章にて・・・
~以上が創生編の全容と相成りましてございます。次のお題目は「環境デッキ対面編」。語り部をフィリに戻して話を進めましょう。お疲れさまでした。~